元ひきこもりのブログ

2007年まで10年以上ひきこもっていました。
ひきこもっている時はまったく光が見えず 本当につらかったですが、人との出会いなど、様々な幸運に恵まれたおかげで 2008年に社会復帰できて以降、少しずつ活動の範囲を広げています。

現在ひきこもり中で、以前の私のように、外に出るのもつらいという人。
そのような人がこのブログを読んで 少しでも「大丈夫だ」と思っていただければ幸いです。

ひきこもり中、私は相当 絶望的な状態だったと思います。
そんな私でも、ひきこもりを脱することができたのですから、現在うまくいかない人も、きっかけさえつかめば 絶対になんとかなると思います。

【たおが洋楽の歌詞を自由に和訳】Hey Jude / The Beatles

Hey Jude, don't make it bad
 
Take a sad song and make it better
 
Remember to let her into your heart
 
Then you can start to make it better


ねえ、ジュード。 そんなに落ち込むなよ。


確かに今、君がつらい思いをしているのは認めるよ。


でも君次第で事態はよくなるんじゃないかな。


試しに彼女のことを強く思い浮かべてごらん。


それだけで事態がよくなったように感じないかい?


現実なんて そんなもんだよ。





Hey Jude, don't be afraid


You were made to go out and get her


The minute you let her under your skin


Then you begin to make it better


ねえ、ジュード。 そんなに怖がるなよ。


飛び出して、彼女のところに行けよ。


そして彼女を抱きしめたら


怖さが ましになっているのに気付くよ。


現実なんて そんなもんだよ。





And anytime you feel the pain, hey Jude, refrain


Don't carry the world upon your shoulders


For well you know that it's a fool who plays it cool


By making his world a little colder


Nah nah nah nah nah nah nah nah nah


つらいと感じるときでもさ、ジュード。 あきらめちゃいけない。


一人で すべてを背負い込む必要なんてないんだ。


そのようにして少し格好をつけたところでさ、人から格好いいなんて思ってもらえるかい?


わかるだろ?





Hey, Jude, don't let me down


You have found her, now go and get her
 

Remember to let her into your heart
 
Then you can start to make it better


なあ、ジュード。 俺をがっかりさせるなよ。
 
君は彼女と出会ったんだろ。
 
今すぐ彼女のところに行けよ。


試しに彼女のことを強く思い浮かべてごらん。


それだけで事態がよくなったように感じないかい?


何度も言わせるなよ。





So let it out and let it in, hey Jude, begin


You're waiting for someone to perform with


And don't you know that it's just you, hey Jude,  you'll do


The movement you need is on your shoulder
 
Nah nah nah nah nah nah nah nah nah yeah


だから いろいろやってみるんだよ、ジュード。


誰かが一緒にやってくれるのを期待しているわけじゃないだろ?


君しかいないんだ、ジュード。君がいろいろやってみるんだ。わかるだろ?


君が必要としているものに関しては 君の責任で すべてを行わなければならないんだ。





Hey Jude, don't make it bad
 
Take a sad song and make it better


Remember to let her under your skin


Then you'll begin to make it


Better better better better better better, oh


ねえ、ジュード。 そんなに落ち込むなよ。


確かに今、君がつらい思いをしているのは認めるよ。


でも君次第で事態はよくなるんじゃないかな。


試しに彼女を抱きしめてごらんよ。


そうすれば事態が 嘘のように よくなっているはずだよ、きっと。



The Beatles - Hey Jude

憂鬱など吹き飛ばして君も元気だせよ

最近、何もかも嫌になるような現実を前にして、
憂鬱な気分になるたびに、なぜか
私の頭の中で流れ出して、勇気づけてくれる曲がある。


それは、
西城秀樹さんの
『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』である。


これまで、私は、この曲に特に思い入れがあるわけではなかったはずなのだが、
不思議なことである。


多分、西城さんが今年の5月に亡くなって以降、
この曲がテレビなどで流れていたのを何度も聞いているうちに、
私の頭の中にこの曲が深くインプットされたから
このような現象が起きているのだと思うが、
それにしても、なぜ、私が憂鬱なときに必ず
私の頭の中に登場するのだろうか。


この曲の歌詞を調べてみたりして、
その原因を探ろうとしたが、
だんだん、どうやら そんなところには答えがないような気がしてきた。


憂鬱な気分をやわらげてくれるのは、
理屈ではなく、
西城さんの明るさやエネルギーのほうである。



憂鬱など 吹き飛ばして

君も元気だせよ


↑のように単純明快な歌詞を
西城さんが明るくパワフルに歌ってくれる、
これが一番の薬である。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


幸い、憂鬱な気分は長くは続かない。


朝が来て、新しい一日が始まると、
昨日までのつらくて重い事態も、また新たな展開を見せている。


やはり、一切のものは、変化を続けていて、
昨日のまま変わらないものなど
ひとつも存在しないらしい。


本当に人生は、「よいこと」と「悪いこと」との繰り返しである。


つらくて憂鬱な夜はこれからも何度もやってくるだろう。
そのときは、また、西城さんのお世話になることが、
当分 続きそうである。


これからも よろしくお願いします。


遅くなりましたが、
西城秀樹さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。



Saijo Hideki - Young Man (Y.M.C.A.)



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機械有れば必ず機事有り、機事有れば必ず機心有り

久しぶりに投稿します。
またよろしくお願いします。


『荘子』外篇、天地篇に
次のような言葉があります。


便利な道具が発明されれば、

必ず その便利な道具を使った仕事が生まれる


そして、便利な道具を使った仕事が生まれれば、

必ず その便利な道具にどこまでも頼る心が生まれる


そして、便利な道具にどこまでも頼る心が人の胸中に生まれれば、

その人の本当の気持ち・本当の感情とは何かがどんどん分からなくなってくる


そして、本当の気持ち・本当の感情といったものが分からなくなってくれば、

人間本来の幸せとは何かがますます分からなくなってくる


人間本来の幸せとは何かが分からなくなれば、

その人は 完全に自由を失い、不自然な生き方しかできなくなってしまう


↑の引用部分は少し分かりにくいと思いますので、
例をあげて説明したいと思います。


たとえば、人間社会に車が発明されれば、
車を使った仕事が生まれます。
そして、車を使った仕事が定着していけば、
知らず知らずのうちに、車がなければ仕事も何もできなくなってしまいます。
車がなければ仕事も何もできなくなってしまうと、
すでにその人の心は車の利点(=正確性や効率性、はやさなど)の亡者になっています。
そして、正確性や効率性、はやさなどを基準にして物事を考えるようになってくると、
その人の本当の気持ち・本当の感情(=人間らしさ)といったものからますます離れていきます。
そうなってしまうと、その人が求めている幸せは本物かどうかかなり疑わしいですが、
そういったことに気づくこともかなり難しくなってしまう、といった感じでしょうか。


『荘子』外篇、天地篇の登場人物は、
↑の引用部分の後、
堂々と次のように宣言しています。


そんな機械か人間かも分からないような化け物には絶対になりたくないから、

私は便利な道具を絶対に使わないのだよ


荘子 第2冊 外篇 (岩波文庫 青 206-2)
荘子 第2冊 外篇 (岩波文庫 青 206-2)
岩波書店




現代は、荘子が生きた紀元前の時代とは比べ物にならないほど、
便利な道具であふれかえっています。


それだけに、
自分の本当の気持ち・本当の感情・本当の幸せが見えなくなっている人が
結構多く存在するのではないでしょうか。


私のような 社会に適合することが難しい人間は
特に そういう傾向が強いのかもしれません。


このままではいけないような気がします。
何かを変えることで、少しずつ社会に適合できるようになっていくかもしれません。
それでは、どうすればよいのでしょうか。


私は、とりあえず、自分ができそうなことから始めてみることにします。

  • たとえば、調べものがあるときは、パソコンで全部すまさないで、図書館に行って資料を探すようにする
  • 時間があるときは、計算機を使わないで、自分で計算するようにする
  • 時間があるときは、できるだけ電車や車を使わずに、自転車や徒歩で移動する

とりあえず、思いついたまま書いてみました。
本当に些細なことばかりですが、いきなり大きな目標をたてて三日坊主で終わるよりはましだと思いますので、まずは これらのことを自分ができる範囲で実践していって、少しずつ自分を変えていきたいと思います。


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