元ひきこもりのブログ

2007年まで10年以上ひきこもっていました。
ひきこもっている時はまったく光が見えず 本当につらかったですが、人との出会いなど、様々な幸運に恵まれたおかげで 2008年に社会復帰できて以降、少しずつ活動の範囲を広げています。

現在ひきこもり中で、以前の私のように、外に出るのもつらいという人。
そのような人がこのブログを読んで 少しでも「大丈夫だ」と思っていただければ幸いです。

ひきこもり中、私は相当 絶望的な状態だったと思います。
そんな私でも、ひきこもりを脱することができたのですから、現在うまくいかない人も、きっかけさえつかめば 絶対になんとかなると思います。

2015年9月のブログ記事

  • 「糸」

    出会いってすごく大切ですよね。 それなのに、 出会いって、自分の手でコントロールできるものだとは とても思えない。 でも、 ふり返ってみると、一応、 会うべき人には、どういうわけか、 きちんと巡り合えているような気がする。 もちろん、中には、悪い出会いもあったかもしれない。 でも、それも、後からふ... 続きをみる

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  • 何億光年輝く星にも

    旭化成のCMが流れると、 いつも聞き入ってしまいます。 そのCMでは、 山口百恵さんが歌っていた「さよならの向こう側」を どなたかがカバーされた曲が流れるのですが、 その曲にひかれるのです。   何億光年 輝く星にも 寿命があると   教えてくれたのは あなたでした   季節ごとに咲く 一輪の花に... 続きをみる

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  • しかるべき人との出会い

    脱ひきこもりを目指しているかたの中に、 「買い物をしたい店に入ること」を とりあえずの目標にされているかたがいた。 そのかたの気持ちはよく分かるし、 私も、ひきこもっていた時は、 そのような目標を立てていたかもしれない。 しかし、今から考えると、 そのような目標を持つことは、 本当によいことなのだ... 続きをみる

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  • 家族の協力

    今日は私の家族について少し書きたいと思います。 私の家族は父母と私の3人です。 つまり私はひとりっこです。 ですから、私が外に出られなくなったときの両親のショックは相当なものであったと思います。 ひきこもりになって以降は、両親は、私にどう接していいか分からないような感じでした。 私も、こんなことに... 続きをみる

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  • 「時代」

    NHKの「明日へつなげるライブ」という番組の中で、 クリス・ハートさんが、 中島みゆきさんの「時代」を歌っているのを聞いた。 そして、「時代」は、 万物は流転している、悪いことはずっと続かない、 というメッセージを伝えている曲だと知った。 「時代」は、これまで何度も聞いたことがあると思うが、 この... 続きをみる

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  • 休日のジム

    今日も、ひきこもり中の人のブログを読んで、 いろいろと考えることがありました。 その人は、休日のジムの雰囲気が苦手だと言います。 その理由は、 年配の人が大部分を占める、平日の昼と比べると、 休日は、若い人が多く、 独特の活力・華やかさがあるからだそうです。 私は、これを読んで、私も、休日のジムの... 続きをみる

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  • 第一歩

    先ほど、社会復帰の第一歩を踏み出すに際して、 いろいろと考えて不安になっているかたのブログを読ませていただいた。 もちろん私にも同じような時期があったので、 その人の気持ちがとてもよく分かった。 そこで、私の経験が少しでも参考にならないかと考えて、 以下のようなコメントを残してきた。 「私が社会復... 続きをみる

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  • 魚の資源

    今日のNHKの「ニュースウオッチ9」の中で、 クロマグロとサンマの漁獲量が減っているというニュースを伝えるときに、 魚の資源をどう守るか という表現を使っていたように思う。 言おうとしていることは分かるが、 はて、「魚の資源」という表現は昔からあっただろうか。 辞書を調べると、資源とは、 自然から... 続きをみる

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  • プロフェッショナル

    先日のNHKの「プロフェッショナル」という番組では、不登校・ひきこもりの若者を支援する男性が取り上げられていた。 私は、その番組のすべてを見たわけではないが、それでもいろいろ考えさせられた。 まず、今回の主役である、若者を支援する男性は、 本当に困難な仕事に、不屈の精神で、粘り強く、取り組んでおら... 続きをみる

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  • 万物は流転する

    現在、ひきこもり中の人のブログをいくつか読ませていただきました。 そして感じたのは、ひきこもりの人は必要以上に自分を卑下しているということです。 もちろん、私も、ひきこもりの時は、すべての人に引け目を感じて生きていましたので、 その気持ちはよく分かります。 ただ、次のことだけは言っておきたいと思い... 続きをみる

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  • 中井貴一さん

    先日、NHK Eテレの「スイッチインタビュー達人達」の中で、中井貴一さんが次のように言っていた。 「年齢が上がるとともに涙もろくなるのは、単に、年を取って涙腺が緩んだり頭の働きや感覚が鈍くなったりしたからだと考える人が多い。だが、実はそうではない。 年を取って涙もろくなるのは、人生経験を積んだから... 続きをみる

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