中井貴一さん
先日、NHK Eテレの「スイッチインタビュー達人達」の中で、中井貴一さんが次のように言っていた。
「年齢が上がるとともに涙もろくなるのは、単に、年を取って涙腺が緩んだり頭の働きや感覚が鈍くなったりしたからだと考える人が多い。だが、実はそうではない。
年を取って涙もろくなるのは、人生経験を積んだからである。その結果、今までは素通りしていたような事にも感覚センサーが働き、共感できるようになったのである」
つまり、人が涙もろくなるのは、人間としての深みを増したということであり、
むしろ喜ばしいことなのだ。
少し、目からうろこが落ちたような感じがした。
中井貴一さんはもともと好きな役者の一人であったが、ますます応援したいと思うようになった。