「糸」
出会いってすごく大切ですよね。
それなのに、
出会いって、自分の手でコントロールできるものだとは
とても思えない。
でも、
ふり返ってみると、一応、
会うべき人には、どういうわけか、
きちんと巡り合えているような気がする。
もちろん、中には、悪い出会いもあったかもしれない。
でも、それも、後からふり返ると、
自分が成長するために必要な
出会いであったような気がする。
出会いって本当に不思議です。
以上は、私が、中島みゆきさんの「糸」を聞いて
思ったことです。
私は、いくつかの出会いがなかったら、
現在の自分はなかったと考えているので、
出会いに対して、他の人より強い思いがあるのかもしれません。
ただし、私が、「糸」の中で一番共感するのは以下の部分です。
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
ひきこもりで、外に出られないとき、
このように思うことが幾度もありました。
当時の私の目標は、
外に出られるようになることであったり、
人ごみの中を平気で歩けるようになることであったりします。
でも、考えてみると、これって、
2~3才の子供でもたやすくできることです。
そんな目標に向けて頑張っている自分とは
いったい何なのかと考えると、
すべての努力がむなしいものに思われるときもありました。
でも、今は違います。
当時の努力は無駄ではなかったと自信をもって言えます。
いや、それどころか、現在の自分を支えているのは、
あのような不安な思いを経験したことであるとも言えます。
「糸」から話が横にそれて長くなってしまいました。
すみません。