元ひきこもりのブログ

2007年まで10年以上ひきこもっていました。
ひきこもっている時はまったく光が見えず 本当につらかったですが、人との出会いなど、様々な幸運に恵まれたおかげで 2008年に社会復帰できて以降、少しずつ活動の範囲を広げています。

現在ひきこもり中で、以前の私のように、外に出るのもつらいという人。
そのような人がこのブログを読んで 少しでも「大丈夫だ」と思っていただければ幸いです。

ひきこもり中、私は相当 絶望的な状態だったと思います。
そんな私でも、ひきこもりを脱することができたのですから、現在うまくいかない人も、きっかけさえつかめば 絶対になんとかなると思います。

自分にやさしく


女子カーリングの世界選手権で、
日本チームは初のメダルである
銀メダルを獲得したが、
最後の決勝で
スイスに敗れて
大会を終えたこともあり、
選手たちは悔しい表情を見せていた。


大会終了後に発せられた選手たちのコメントからも
「悔しい」という言葉が多く聞かれた。


この悔しさは、
選手たちのさらなる成長を促すものであるのかもしれない。


ただ、今後、
選手たちがこの大会を振り返ったときに、
悔しい気持ちしか思い出せないのであるとすれば、
それは、あまりにも自分に厳しすぎると思う。
やはり、「活躍したところ」と「失敗したところ」の
両方を思い出すのが自然なのではないか。




今の日本を見ていると、
結構、自分に厳しい人が多くいるように思う。
特に若い人にそのような傾向が目立つと私は感じる。


自分に厳しい人は、
自分がしたことの
悪い面にだけ目を向けて、
よい面をほとんど評価してあげようとしない。


だから、
自分に厳しい人は、
なかなか自分に自信を持つことができない。


先ほどのカーリングの選手にしても、
大会中、すごいプレーをたくさんしたはずである。
そういうところにも目を向けられるようになると、
人はもっと自分のことを好きになれるのではないか。


今の日本を見ると、
自分のことをあまり好きになれていない人が多くいるように感じる。


かくいう私も、そのような人間の一人であると思う。


対人緊張や視線恐怖症、ひきこもりで悩んでいるような人は、
このようなタイプの人間が多いのではないかと私は思う。


今の日本人は、
もっと自分自身をやさしい目で見るべきだと私は思う。


確かに、完璧な人間はいないので、
誰でも必ず後悔するようなことをしてしまう。
そして、そういうことに限って長く記憶にとどまるように感じる。


しかし、それだけではないはずである。
もっと冷静に自分自身を観察すると、
頑張った、よくやったと思えることも
たくさんしているはずである。
そういうところにも目を向けられるようになると、
もっと自分を好きになり、
さらに、
何かが好転していくように思うのだが、
いかがであろうか。


まずは私自身が、
もっと自分のことを好きになれるように
考え方を改めたい。


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