元ひきこもりのブログ

2007年まで10年以上ひきこもっていました。
ひきこもっている時はまったく光が見えず 本当につらかったですが、人との出会いなど、様々な幸運に恵まれたおかげで 2008年に社会復帰できて以降、少しずつ活動の範囲を広げています。

現在ひきこもり中で、以前の私のように、外に出るのもつらいという人。
そのような人がこのブログを読んで 少しでも「大丈夫だ」と思っていただければ幸いです。

ひきこもり中、私は相当 絶望的な状態だったと思います。
そんな私でも、ひきこもりを脱することができたのですから、現在うまくいかない人も、きっかけさえつかめば 絶対になんとかなると思います。

魚の資源

今日のNHKの「ニュースウオッチ9」の中で、
クロマグロとサンマの漁獲量が減っているというニュースを伝えるときに、


魚の資源をどう守るか


という表現を使っていたように思う。
言おうとしていることは分かるが、
はて、「魚の資源」という表現は昔からあっただろうか。


辞書を調べると、資源とは、


自然から得る原材料で、産業のもととなる有用物。
土地・水・埋蔵鉱物・森林・水産生物など。


となっている。
つまり、魚も資源の中に含まれるのだ。
「魚の資源」という表現は間違っていなかった。


しかし、
私は、それでも、「魚の資源」という表現をあまり使いたくない。


資源とは、すなわち、人間にとって価値のあるもののことである。
まさに、そういう意味で、
魚も、土地や埋蔵鉱物と同列に並べられて「資源」と呼ばれているのであろうが、


だとしても、魚は生き物である。


他の人は、魚と埋蔵鉱物を同じテーブルの上に並べることに違和感を持たないのだろうか。
もし違和感を持たないとしたら、
いずれは、魚と埋蔵鉱物の横に「人」が並べられたとしても
違和感を持たなくなるのではないか、恐ろしいことだ、
と思いながら、もう一度、辞書を見ると、「資源」の用例のところに


人的資源


とあった。
すでに存在していたことをすっかり忘れていた。


だったら「魚の資源」も、別に目くじらを立てるほどのことではなかったのか。
よく分からなくなった。








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