LET IT BE
ひきこもりを経験することになったような人は、
これまでの人生で
いろいろとつらくて悲しい思いをすることが多かったに違いない。
自分はどうしてこんななのだろう、
なんで生まれてきたのだろう、
とまで思っている人もいるかもしれない。
しかし、私は、少なくとも、次のようなことは言えるのではないかと思う。
あなたが生まれてきたということは、過去のどの時代においても、
あなたのような特徴をもった女の人を好きになった男の人がいた
(あるいは、
あなたのような特徴をもった男の人を好きになった女の人がいた)
ということなのである。
もし私たちがもつ、このような特徴が、人類にとって全く必要ないものであったとしたら、
↑のように、異性に選ばれ続けるということが起こるはずはない。
私たちのような特徴をもつ人たちは、とっくの昔に滅んでいたはずである。
しかし、実際は、そうではないのである。
私たちのような人間は、少数派ではあるかもしれないが、
それでも確実に現在でも存在するのである。
この事実は、すべてを物語っているのではないだろうか。
私たちのような人間が存在することには何か意味があるのである。
何か意味があるから残ったのである。
だから私たちは、
逆風の中でも自分ができることを見つけ出して、
堂々と生きていればよいのである。
少しずつ、
社会の中でできることを探していけばよいのである。
そのうち、
あなたにしかできない、社会の中での役割が
見えてくるかもしれない。
もちろん、
だからと言って、無理をすることはない。
あせることはない。
それでなくとも
あなたは、誰かが作ってくれた道を進んでいくのではなく、
自分で道を切り開いて進んでいく、という
難しい作業に挑戦しているのだから。
逃げなければならないとき、休まなければならないときは
必ずやってくるだろう。
その時は、堂々と、そうすればよいのである。
何も心配することはない
なるようになる
少なくとも私はそう信じる。
Hito ni Yasashiku (人にやさしく) - THE BLUE HEARTS [English Subs]