元ひきこもりのブログ

2007年まで10年以上ひきこもっていました。
ひきこもっている時はまったく光が見えず 本当につらかったですが、人との出会いなど、様々な幸運に恵まれたおかげで 2008年に社会復帰できて以降、少しずつ活動の範囲を広げています。

現在ひきこもり中で、以前の私のように、外に出るのもつらいという人。
そのような人がこのブログを読んで 少しでも「大丈夫だ」と思っていただければ幸いです。

ひきこもり中、私は相当 絶望的な状態だったと思います。
そんな私でも、ひきこもりを脱することができたのですから、現在うまくいかない人も、きっかけさえつかめば 絶対になんとかなると思います。

対人緊張を克服する方法

私は、すごく緊張しやすい性質です。


私の緊張の仕方は、本当に常軌を逸していると思います。



例えば、次のような感じです。


もし誰かが私のほうを見ていることを察知すると、
もう、それだけで、体が硬直しはじめて、
自然体でいられなくなります。


ましてや、
人込みの中に身を置かなければならないときなどは、
本当に、もう、どうしたらいいのか分からなくなります。




仮に、人間の器というものがあるとしたら、
私の「人間の器」は「おちょこ」程度の大きさしかないのではないでしょうか。


それはどういうことかというと、
大体 次のようなイメージです。


普通の人なら、余裕をもって受け入れられるような 小さな刺激があったとします。


ところが、私の、小さい「人間の器」は、
そんな 小さな刺激でも 中に収めることができません。
すぐに一杯になって、外に あふれだしてしまいます。


外に あふれだすと どうなるのかというと、
もう 私自身の許容範囲を超えているので、
顔が赤面するというか、取り乱すというか、
とにかく、
とてつもなく みっともない姿になっているのではないかと、
自分では想像します(実際に、人から どのように見られているのかは
分からないところがありますが・・・)。


ちなみに 私は、
自分の「人間の器」のサイズは、
普通の人と比べると、↓程度のものであるというイメージを持っています。





ところが、この2~3ヶ月、
様々な試練を経験してきたことは前にも書きましたが、
その試練の中で、
私は、今までのように 自分の情けない部分から目をそらして 安穏と生活しているわけにはいかなくなったのです。
よって、今回は、対人緊張の苦痛から 少しでも楽になる方法を真剣に探し求めました。


その結果、
いくつか 対人緊張の苦痛から 少し楽になる方法を見付けだしたのですが、
その中でも、特に効果が大きかった方法を紹介したいと思います。


その方法は とても簡単なものです。
緊張しそうになったら
口角を 口内から思いっきり吸う、それだけです。


ちなみに
口角とは、口の左右の端です。
↓の図の 青い丸で囲んだ部分です。



左右の口角を同時に吸うのではなく、
左の口角だけ、あるいは、右の口角だけを
口内から思いっきり吸うのです。


なぜ このようにすれば、
緊張が 少し ましになるのか、
その理由は分かりませんが、
私の場合、確かに、この方法を用いると、
効果があります。


また、
この方法は、私にだけ効果があるのか、
それとも、
他の人にも効果があるのか、
それも分かりませんが、
もしかしたら、
他の人にも効果があるのかもしれないので、
紹介しておきます。


この方法が
対人緊張で苦しんでいる人の役に 少しでも立てば
嬉しいです。


※上の文章を書いたときは、
この方法は私にとって
大変 効果があったのですが、
その後、効果は徐々に薄くなっていき、
現在では、ほとんど効果が感じられなくなってしまいました。

実は、このように
対人緊張が少し楽になる方法を見付けた!
と思っていても、
その方法をしばらく続けていくうちに、
徐々に効果がなくなってきた、
という経験を
私は過去に何度もしています。

今回は、過去のものとは違うと思っていたのですが、
やはり大差はありませんでした。
遅くなりましたが、一応、報告させていただきます。
(2017/04/02)



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