元ひきこもりのブログ

2007年まで10年以上ひきこもっていました。
ひきこもっている時はまったく光が見えず 本当につらかったですが、人との出会いなど、様々な幸運に恵まれたおかげで 2008年に社会復帰できて以降、少しずつ活動の範囲を広げています。

現在ひきこもり中で、以前の私のように、外に出るのもつらいという人。
そのような人がこのブログを読んで 少しでも「大丈夫だ」と思っていただければ幸いです。

ひきこもり中、私は相当 絶望的な状態だったと思います。
そんな私でも、ひきこもりを脱することができたのですから、現在うまくいかない人も、きっかけさえつかめば 絶対になんとかなると思います。

脱ひきこもりのブログ記事

脱ひきこもり(ムラゴンブログ全体)
  • Aさんへのメール

    このブログを通して知り合い、 その後、メールのやり取りをするようになったかたがいます。 そのかたを、ここでは、仮にAさんとさせていただきます。 そのAさんに、昨日、久しぶりにメールを送ろうとしたのですが、 何らかの理由で送ることができません。 また、私のメールアドレスは今年の4月から変わってしまっ... 続きをみる

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  • 「社会とのつながり」と「しかるべき時期」

    アメリカ合衆国の心理学者、アブラハム・マズローによると、 人には、家族以外の誰かに認められたい、評価されたい という欲求があるといいます。 これが本当だとすると、 人は、 たとえ安全な家の中にいることができて、 しかも、そこで食事や睡眠も十分にとることができたとしても、 それでも人は、長くはそのよ... 続きをみる

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  • 自分で進路を決めることの大切さ

    最近つくづく思うのは、 自分で進路を決めて進むことの 大切さです。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 例えば、私の場合を振り返ると、 私が長期間のひきこもりから脱却する際、 農業の専門学校やコンビニ、ホテルなどのお世話になりましたが、 このうち、コンビニだけは、 私... 続きをみる

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  • 明るく楽しく

    先日、外を歩いているとき、 いつものように また、 できれば人と出会いたくないな、 と、こう思うことを ふと、やめてみようかと考えた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 対人緊張と視線恐怖症を併せ持つ 私にとって、 人込みは確かにつらい。 人と話をするのも ... 続きをみる

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  • 強迫神経症について

    私は、以前、強迫神経症で悩んでいました(それは、私がひきこもり状態にあるときのことです)。 強迫神経症というのは、 普通の人からすると、 そんなに大事であるとは思われないようなことが 異常に気になってしまって、 もちろん、 自分でも ある程度は 無意味であると分かっていながらも、 その 気になって... 続きをみる

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  • いじめと人間関係

    いつの時代も 人間関係というものは 難しいものなのではないでしょうか。 例えば、いじめ問題。 私も、学生時代に いじめで 嫌な思いをしたことがあります。 いじめというのは理不尽なものです。 なぜなら、別に こっちは、相手に対して何もしていないのに なぜか 相手は、 私に対して 敵意を向けてきて 暴... 続きをみる

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  • 対人緊張を克服する方法

    私は、すごく緊張しやすい性質です。 私の緊張の仕方は、本当に常軌を逸していると思います。 例えば、次のような感じです。 もし誰かが私のほうを見ていることを察知すると、 もう、それだけで、体が硬直しはじめて、 自然体でいられなくなります。 ましてや、 人込みの中に身を置かなければならないときなどは、... 続きをみる

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  • 望みを捨てぬ者だけに道は開ける

    今年のNHKの大河ドラマ「真田丸」の中で、 望みを捨てぬ者だけに道は開ける という言葉が何度か出てきた。 私は、この言葉に共感し、 こうであることを強く信じたいと思った。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 私はまだ悪い流れの中から抜け出せないでいるようである。 この数ヶ... 続きをみる

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  • ドブネズミと私

    ドブネズミみたいに 美しくなりたい 写真には写らない 美しさがあるから ↑は、 ブルーハーツの「リンダ リンダ」の 冒頭部分です。 ブルーハーツの歌詞は印象に残るものが多いですが、 その中でも↑の歌詞は 私にとって、なんだか特別な響きがあります。 ↑の歌詞の 意味するところを 私なりに考えてみまし... 続きをみる

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  • LET IT BE

    ひきこもりを経験することになったような人は、 これまでの人生で いろいろとつらくて悲しい思いをすることが多かったに違いない。 自分はどうしてこんななのだろう、 なんで生まれてきたのだろう、 とまで思っている人もいるかもしれない。 しかし、私は、少なくとも、次のようなことは言えるのではないかと思う。... 続きをみる

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  • 己を知る

    彼を知り 己を知る者は、百戦あやうからず ↑の言葉は、兵法書『孫子』の謀攻篇に出てきます。 受験のときなどに、この言葉を知った人は多いのではないでしょうか。 しかし、この言葉には続きがあります。 続きは以下の通りです。 彼を知らざれども 己を知るは、一勝一負す 彼を知らず 己を知らざるは、戦うごと... 続きをみる

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  • 万物流転

    ひきこもっていた頃の私は、 よく変なことで不安になっていた。 どこかで犬が鳴く 誰かが咳ばらいをする 近所の家から聞こえていた会話が突然とまる ↑のようなことがあると、 そのたびに私は、ドキッとして、 もしかしたら自分が悪いのではないか と考えて 不安で一杯になったりしていた。 今からすると、 こ... 続きをみる

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  • ホイットマンの言葉

    寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。 人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。 ↑は、19世紀を生きた、アメリカの詩人、 ホイットマンの言葉だそうであるが、 私は、まさにその通りである、と思った。 というのは、私は、 人生の中で、つらい時期を経験したことがある人は、 そうでない人たちより... 続きをみる

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  • 親しく話ができる相手を見つけよう!

    ひきこもっている人の切実な願いは、 「社会に出て、それなりに活躍したい」 ということだと思う。 当然、ひきこもっていたときの私も、強くそう願っていた。 しかし、そうはいっても、 そのような願いが簡単にかなうものでないことは、 私が嫌というほど分かっている。 それでは、私は、 なぜ、幸運にも、そのよ... 続きをみる

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  • 呼吸法と間

    今日は、 私が ある先生から教わった 呼吸法について 少し紹介したいと思います。 ただ、紹介するといっても、 私自身、 その先生が教える呼吸法を 完全にマスターしたわけではないと思いますので、 そこのところは十分に考慮してお聞きください。 それでは、 触りだけではありますが、紹介したいと思います。... 続きをみる

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  • 機械と私

    なかなか計画通りにいかないものである。 絶対に これをしなければならない と心から思っていることでも ちょっとした気の緩みから それをする時間を確保できなくなって 最後には 計画を見直さざるをえなくなるということが 私にはしょっちゅうある。 本当に 自分が情けない。 一方、 機械は いつでも 冷静... 続きをみる

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  • PTG

    PTSD(ポスト・トラウマチック・ストレス・ディスオーダー)とは、 「心的外傷後ストレス障害」のことである。 日本で、PTSDを知っている人は結構たくさんいるのではないか。 しかし、PTGという言葉の意味を知っている人はほとんどいないと思う。 私も、つい最近まで知らなかった。 PTG(ポスト・トラ... 続きをみる

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  • 私が ひきこもりから脱するときに、 いろいろと助けてくれた先生は、 よく次のように言っていました。 身心の状態がよくなり始めたとしても、 一気に(直線的に) よくなり続けるということはない。 必ず 波のように上がっていくのである。 つまり、 上がっては下がり、また、上がっては下がり、 を繰り返すの... 続きをみる

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  • はじめチョロチョロ、中パッパ

    私がひきこもりから脱するときに、 いろいろと尽力してくださった先生は、 何事にも 成功するには秘訣というものがあって、 それは、大体、 「はじめチョロチョロ、中パッパ、最後にじっくりと蒸す」 で表すことができる とおっしゃっていました。 この言葉は、本来、ご飯などをおいしく炊くときの手順を表すもの... 続きをみる

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  • 自分にやさしく

    女子カーリングの世界選手権で、 日本チームは初のメダルである 銀メダルを獲得したが、 最後の決勝で スイスに敗れて 大会を終えたこともあり、 選手たちは悔しい表情を見せていた。 大会終了後に発せられた選手たちのコメントからも 「悔しい」という言葉が多く聞かれた。 この悔しさは、 選手たちのさらなる... 続きをみる

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  • ひきこもりへの理解

    私は対人緊張、視線恐怖症で長年苦しんできた。 現在は大分ましになっているが、 それでも、人の視線が気になって 作業に集中できなくなるケースはまだある。 もちろん、避けられるのであれば、 そのようなケースに遭遇しないように工夫するのが 一番の解決策である。 私は、 苦手な場面を極力避けて、 自分でも... 続きをみる

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  • プリティ清原

    プロ野球の清原和博選手がまだ現役で活躍していた頃、 巨人軍の中軸打者としてなかなか結果を出せない清原選手に、 テリー伊藤さんが次のような提案をしていた。 これから清原選手は「プリティ清原」という名で 試合に出ればよいのである。 清原選手が巨人でなかなか活躍できないのは ファンの期待にこたえようとい... 続きをみる

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  • 「ハウルの動く城」を見て

    宮崎駿監督の「ハウルの動く城」を見た。 私が最も印象に残ったのは次の場面で発したハウルの言葉である。 それまで臆病だったハウルが、一転して、 ソフィーを守るために戦いに出ようとする。 そんなハウルをソフィーが引き止める。 そこでハウルは 「どうして?  逃げることは今まで十分にしてきた。もう逃げる... 続きをみる

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  • 「糸」

    出会いってすごく大切ですよね。 それなのに、 出会いって、自分の手でコントロールできるものだとは とても思えない。 でも、 ふり返ってみると、一応、 会うべき人には、どういうわけか、 きちんと巡り合えているような気がする。 もちろん、中には、悪い出会いもあったかもしれない。 でも、それも、後からふ... 続きをみる

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  • しかるべき人との出会い

    脱ひきこもりを目指しているかたの中に、 「買い物をしたい店に入ること」を とりあえずの目標にされているかたがいた。 そのかたの気持ちはよく分かるし、 私も、ひきこもっていた時は、 そのような目標を立てていたかもしれない。 しかし、今から考えると、 そのような目標を持つことは、 本当によいことなのだ... 続きをみる

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  • 家族の協力

    今日は私の家族について少し書きたいと思います。 私の家族は父母と私の3人です。 つまり私はひとりっこです。 ですから、私が外に出られなくなったときの両親のショックは相当なものであったと思います。 ひきこもりになって以降は、両親は、私にどう接していいか分からないような感じでした。 私も、こんなことに... 続きをみる

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  • 休日のジム

    今日も、ひきこもり中の人のブログを読んで、 いろいろと考えることがありました。 その人は、休日のジムの雰囲気が苦手だと言います。 その理由は、 年配の人が大部分を占める、平日の昼と比べると、 休日は、若い人が多く、 独特の活力・華やかさがあるからだそうです。 私は、これを読んで、私も、休日のジムの... 続きをみる

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  • 第一歩

    先ほど、社会復帰の第一歩を踏み出すに際して、 いろいろと考えて不安になっているかたのブログを読ませていただいた。 もちろん私にも同じような時期があったので、 その人の気持ちがとてもよく分かった。 そこで、私の経験が少しでも参考にならないかと考えて、 以下のようなコメントを残してきた。 「私が社会復... 続きをみる

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  • プロフェッショナル

    先日のNHKの「プロフェッショナル」という番組では、不登校・ひきこもりの若者を支援する男性が取り上げられていた。 私は、その番組のすべてを見たわけではないが、それでもいろいろ考えさせられた。 まず、今回の主役である、若者を支援する男性は、 本当に困難な仕事に、不屈の精神で、粘り強く、取り組んでおら... 続きをみる

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  • 万物は流転する

    現在、ひきこもり中の人のブログをいくつか読ませていただきました。 そして感じたのは、ひきこもりの人は必要以上に自分を卑下しているということです。 もちろん、私も、ひきこもりの時は、すべての人に引け目を感じて生きていましたので、 その気持ちはよく分かります。 ただ、次のことだけは言っておきたいと思い... 続きをみる

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