元ひきこもりのブログ

2007年まで10年以上ひきこもっていました。
ひきこもっている時はまったく光が見えず 本当につらかったですが、人との出会いなど、様々な幸運に恵まれたおかげで 2008年に社会復帰できて以降、少しずつ活動の範囲を広げています。

現在ひきこもり中で、以前の私のように、外に出るのもつらいという人。
そのような人がこのブログを読んで 少しでも「大丈夫だ」と思っていただければ幸いです。

ひきこもり中、私は相当 絶望的な状態だったと思います。
そんな私でも、ひきこもりを脱することができたのですから、現在うまくいかない人も、きっかけさえつかめば 絶対になんとかなると思います。

元ひきこもりのブログの新着ブログ記事

  • 【なるほど!】聖徳太子の憲法十七条

    中学や高校の日本史の授業で、 誰もが一度は学習した 聖徳太子の憲法十七条。 特に 冒頭の 「和を以って貴しとなす」は 有名で、 日本人のほとんどの人は 耳にしたことがあるのではないでしょうか。 でも、 「和を以って貴しとなす」以外を知る人は そんなにいないと思います。 かくいう私も  「和を以って... 続きをみる

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  • この世界は自分中心に回っている?

    自分の場合、 1の努力しかしていないのに、 すぐに、ある程度の結果を期待することがよくある。 冷静に考えたら、 おかしな話だ。 おかしな話なのに、 なぜか、すぐに結果が出ないと 落ち込んでしまい、 自分は やっぱり何をやってもダメなのじゃないかと 簡単に決めつけて、自信を喪失してしまいがちになる。... 続きをみる

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  • 【ネタバレ】「万引き家族」を観て!

    映画「万引き家族」が7月20日(土)にフジテレビ系で放送されます。 地上波初登場らしいです。 フジテレビのホームページではこの映画を次のように紹介していました。 高層マンションの谷間にポツンと残された今にも壊れそうな平屋に、治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏)、... 続きをみる

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  • 【たおが洋楽の歌詞を自由に和訳】Hey Jude / The Beatles

    Hey Jude, don't make it bad   Take a sad song and make it better   Remember to let her into your heart   Then you can start to make it better ねえ、ジュード... 続きをみる

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  • 憂鬱など吹き飛ばして君も元気だせよ

    最近、何もかも嫌になるような現実を前にして、 憂鬱な気分になるたびに、なぜか 私の頭の中で流れ出して、勇気づけてくれる曲がある。 それは、 西城秀樹さんの 『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』である。 これまで、私は、この曲に特に思い入れがあるわけではなかったはずなのだが、 不思議なことであ... 続きをみる

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  • 機械有れば必ず機事有り、機事有れば必ず機心有り

    久しぶりに投稿します。 またよろしくお願いします。 『荘子』外篇、天地篇に 次のような言葉があります。 便利な道具が発明されれば、 必ず その便利な道具を使った仕事が生まれる そして、便利な道具を使った仕事が生まれれば、 必ず その便利な道具にどこまでも頼る心が生まれる そして、便利な道具にどこま... 続きをみる

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  • Aさんへのメール

    このブログを通して知り合い、 その後、メールのやり取りをするようになったかたがいます。 そのかたを、ここでは、仮にAさんとさせていただきます。 そのAさんに、昨日、久しぶりにメールを送ろうとしたのですが、 何らかの理由で送ることができません。 また、私のメールアドレスは今年の4月から変わってしまっ... 続きをみる

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  • 「社会とのつながり」と「しかるべき時期」

    アメリカ合衆国の心理学者、アブラハム・マズローによると、 人には、家族以外の誰かに認められたい、評価されたい という欲求があるといいます。 これが本当だとすると、 人は、 たとえ安全な家の中にいることができて、 しかも、そこで食事や睡眠も十分にとることができたとしても、 それでも人は、長くはそのよ... 続きをみる

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  • 自分で進路を決めることの大切さ

    最近つくづく思うのは、 自分で進路を決めて進むことの 大切さです。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 例えば、私の場合を振り返ると、 私が長期間のひきこもりから脱却する際、 農業の専門学校やコンビニ、ホテルなどのお世話になりましたが、 このうち、コンビニだけは、 私... 続きをみる

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  • 天上天下唯我独尊

    仏教の生みの親である お釈迦様は、 生まれてすぐに7歩あるかれて、 右手で天を、左手で地を指されて、 「天上天下唯我独尊」 と言われた、 という伝説が残っています。 この伝説に対して、 仏教に携わっている人からも 「お釈迦様が このようなことを おっしゃるわけがないのではないか」 というふうに 疑... 続きをみる

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  • 明るく楽しく

    先日、外を歩いているとき、 いつものように また、 できれば人と出会いたくないな、 と、こう思うことを ふと、やめてみようかと考えた。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 対人緊張と視線恐怖症を併せ持つ 私にとって、 人込みは確かにつらい。 人と話をするのも ... 続きをみる

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  • 強迫神経症について

    私は、以前、強迫神経症で悩んでいました(それは、私がひきこもり状態にあるときのことです)。 強迫神経症というのは、 普通の人からすると、 そんなに大事であるとは思われないようなことが 異常に気になってしまって、 もちろん、 自分でも ある程度は 無意味であると分かっていながらも、 その 気になって... 続きをみる

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  • いじめと人間関係

    いつの時代も 人間関係というものは 難しいものなのではないでしょうか。 例えば、いじめ問題。 私も、学生時代に いじめで 嫌な思いをしたことがあります。 いじめというのは理不尽なものです。 なぜなら、別に こっちは、相手に対して何もしていないのに なぜか 相手は、 私に対して 敵意を向けてきて 暴... 続きをみる

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  • 対人緊張を克服する方法

    私は、すごく緊張しやすい性質です。 私の緊張の仕方は、本当に常軌を逸していると思います。 例えば、次のような感じです。 もし誰かが私のほうを見ていることを察知すると、 もう、それだけで、体が硬直しはじめて、 自然体でいられなくなります。 ましてや、 人込みの中に身を置かなければならないときなどは、... 続きをみる

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  • 神戸の鉄人28号

    今年初めて投稿します。 本年もよろしくお願いいたします。 昨年の11月中旬に、 神戸市長田区の 新長田駅(JR、地下鉄)から歩いて4~5分のところにある 鉄人28号像を 見に行きました。 鉄人28号像は 阪神淡路大震災からの復興のシンボルとして 2009(平成21)年につくられました。 その鉄人2... 続きをみる

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  • 望みを捨てぬ者だけに道は開ける

    今年のNHKの大河ドラマ「真田丸」の中で、 望みを捨てぬ者だけに道は開ける という言葉が何度か出てきた。 私は、この言葉に共感し、 こうであることを強く信じたいと思った。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 私はまだ悪い流れの中から抜け出せないでいるようである。 この数ヶ... 続きをみる

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  • シンプル

    物事は、私が思うよりも、ずっと単純である。 私は、こう考えることにした。 今、目の前にあることを、できるだけ頑張る。 ただ、それだけである。 もしかしたら、今、私がしていることは、 将来の自分から見ると、 あまり意味がないことなのかもしれない。 しかし、そんなことは、 現時点では、まったく予測がつ... 続きをみる

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  • 国宝 大崎八幡宮

    最近、 自分自身の運気が 少しよくないように感じておりましたので、 10月14日の午後、 気分を一新していただく意味もこめて、 仙台で、よく知られている神社である 大崎八幡宮にお参りにあがることにしました。 大崎八幡宮は、 国道沿いにあります。 国道側からは、 どっしりとした「一之鳥居」が 人の目... 続きをみる

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  • ドブネズミと私

    ドブネズミみたいに 美しくなりたい 写真には写らない 美しさがあるから ↑は、 ブルーハーツの「リンダ リンダ」の 冒頭部分です。 ブルーハーツの歌詞は印象に残るものが多いですが、 その中でも↑の歌詞は 私にとって、なんだか特別な響きがあります。 ↑の歌詞の 意味するところを 私なりに考えてみまし... 続きをみる

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  • LET IT BE

    ひきこもりを経験することになったような人は、 これまでの人生で いろいろとつらくて悲しい思いをすることが多かったに違いない。 自分はどうしてこんななのだろう、 なんで生まれてきたのだろう、 とまで思っている人もいるかもしれない。 しかし、私は、少なくとも、次のようなことは言えるのではないかと思う。... 続きをみる

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  • 己を知る

    彼を知り 己を知る者は、百戦あやうからず ↑の言葉は、兵法書『孫子』の謀攻篇に出てきます。 受験のときなどに、この言葉を知った人は多いのではないでしょうか。 しかし、この言葉には続きがあります。 続きは以下の通りです。 彼を知らざれども 己を知るは、一勝一負す 彼を知らず 己を知らざるは、戦うごと... 続きをみる

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  • 万物流転

    ひきこもっていた頃の私は、 よく変なことで不安になっていた。 どこかで犬が鳴く 誰かが咳ばらいをする 近所の家から聞こえていた会話が突然とまる ↑のようなことがあると、 そのたびに私は、ドキッとして、 もしかしたら自分が悪いのではないか と考えて 不安で一杯になったりしていた。 今からすると、 こ... 続きをみる

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  • ホイットマンの言葉

    寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる。 人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。 ↑は、19世紀を生きた、アメリカの詩人、 ホイットマンの言葉だそうであるが、 私は、まさにその通りである、と思った。 というのは、私は、 人生の中で、つらい時期を経験したことがある人は、 そうでない人たちより... 続きをみる

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  • 親しく話ができる相手を見つけよう!

    ひきこもっている人の切実な願いは、 「社会に出て、それなりに活躍したい」 ということだと思う。 当然、ひきこもっていたときの私も、強くそう願っていた。 しかし、そうはいっても、 そのような願いが簡単にかなうものでないことは、 私が嫌というほど分かっている。 それでは、私は、 なぜ、幸運にも、そのよ... 続きをみる

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  • 山の日の朝焼け

    今朝の 日の出後の東の空は、 少し綺麗でした。 地面に近いほうは、 紫だちたる雲が たなびいていて、 その間から 朝日のオレンジが見えています。 一方、 中空には、 うろこ雲(すじ雲?)が 軽やかに 漂っています。 少し珍しく感じられましたので、 カメラにおさめました。 ちなみに、この後、 リオ五... 続きをみる

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  • 伊達政宗公の墓所

    7月30日(土)の午前、 杜の都・仙台にある 伊達政宗公の墓所に行ってきました。 伊達政宗公の墓所は 「瑞鳳殿(ずいほうでん)」と呼ばれています。 瑞鳳殿は、仙台駅の西口から 歩いて30~40分の距離にあります。 瑞鳳殿が近くなってくると、急に 人工感が薄くなり、 自然の中に入っていくような感じに... 続きをみる

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  • アメイジング・グレイス

    「アメイジング・グレイス」という曲は、 多くの歌手によって 歌われてきたのではないでしょうか。 私も、何度もこの曲を聞く機会があり、 そのたびに 厳かで美しい曲だなと思ってきました。 しかし、今回、 小さな女の子が歌う ↓の「アメイジング・グレイス」を聞いて、 この曲は、ただ厳かで美しいというだけ... 続きをみる

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  • 芭蕉の句を妄想する

      荒海や 佐渡によこたふ 天河 この句は 松尾芭蕉の『奥の細道』に出てきます。 この句について 私は、いろいろと想像力をふくらませてみました。 以下の文章は、 この句についての私の勝手な解釈にすぎませんので、 どうぞ、そのつもりでお読みください。 まず私は、この句のポイントは 「よこたふ」にある... 続きをみる

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  • 犬のおまわりさん

    童謡「犬のおまわりさん」を 聞く機会があり、 改めて、 その歌詞を 最後まで じっくりと見てみました。 すると、 この歌は、 私たちがよく知る、 「ただ鳴いてばかりいる子猫ちゃんを前にして、 犬のおまわりさんが困り果てて途方に暮れてしまう」 という1番の歌詞から 特に話が展開することもなく 終わっ... 続きをみる

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  • 呼吸法と間

    今日は、 私が ある先生から教わった 呼吸法について 少し紹介したいと思います。 ただ、紹介するといっても、 私自身、 その先生が教える呼吸法を 完全にマスターしたわけではないと思いますので、 そこのところは十分に考慮してお聞きください。 それでは、 触りだけではありますが、紹介したいと思います。... 続きをみる

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  • 機械と私

    なかなか計画通りにいかないものである。 絶対に これをしなければならない と心から思っていることでも ちょっとした気の緩みから それをする時間を確保できなくなって 最後には 計画を見直さざるをえなくなるということが 私にはしょっちゅうある。 本当に 自分が情けない。 一方、 機械は いつでも 冷静... 続きをみる

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  • PTG

    PTSD(ポスト・トラウマチック・ストレス・ディスオーダー)とは、 「心的外傷後ストレス障害」のことである。 日本で、PTSDを知っている人は結構たくさんいるのではないか。 しかし、PTGという言葉の意味を知っている人はほとんどいないと思う。 私も、つい最近まで知らなかった。 PTG(ポスト・トラ... 続きをみる

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  • 私が ひきこもりから脱するときに、 いろいろと助けてくれた先生は、 よく次のように言っていました。 身心の状態がよくなり始めたとしても、 一気に(直線的に) よくなり続けるということはない。 必ず 波のように上がっていくのである。 つまり、 上がっては下がり、また、上がっては下がり、 を繰り返すの... 続きをみる

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  • はじめチョロチョロ、中パッパ

    私がひきこもりから脱するときに、 いろいろと尽力してくださった先生は、 何事にも 成功するには秘訣というものがあって、 それは、大体、 「はじめチョロチョロ、中パッパ、最後にじっくりと蒸す」 で表すことができる とおっしゃっていました。 この言葉は、本来、ご飯などをおいしく炊くときの手順を表すもの... 続きをみる

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  • 寛容であることの大切さ

    昨晩、 「橋下×羽鳥の新番組(仮)」(テレビ朝日系列)の中で、 尾木直樹(尾木ママ)さんが、 「自分の子供の入学式に出ることを優先して、 職務としての入学式を休んだ先生」 のことを非難していた。 最初は、私も、それは少し問題があるのではないか、 と思ったが、 尾木さんの後に行われた、 橋下徹さんの... 続きをみる

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  • 「朝三暮四」を考える

    『荘子』内篇、齊物論篇(せいぶつろんへん)に、 有名な「朝三暮四」の話が出てくる箇所があります。 そこを私なりに、以下のように訳してみました。   〈原文〉   勞神明為一而不知其同也、謂之朝三。   何謂朝三?   狙公賦芧、曰、「朝三而暮四。」   衆狙皆怒。   曰、「然則朝四而暮三。」  ... 続きをみる

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  • 「災害は忘れたころにやってくる」とは?

    昨晩、 池上彰さんがニュースを解説する番組(テレビ朝日系列)を見ていて、 気になる箇所がありました。 それは、 池上さんが 「災害は忘れたころにやってくる」という格言を紹介されて、 災害は必ずしも人々が来ると予想したところに訪れるとは限らない、 人々の裏をかいて訪れることもある、 と発言したところ... 続きをみる

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  • 自分にやさしく

    女子カーリングの世界選手権で、 日本チームは初のメダルである 銀メダルを獲得したが、 最後の決勝で スイスに敗れて 大会を終えたこともあり、 選手たちは悔しい表情を見せていた。 大会終了後に発せられた選手たちのコメントからも 「悔しい」という言葉が多く聞かれた。 この悔しさは、 選手たちのさらなる... 続きをみる

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  • 「ノクターン」と浅田真央さん

    Chopin - Nocturne op.9 No.2 ↑ショパンの「ノクターン」を聞くと、 いまだにソチ五輪の浅田真央さんのSPを思い出します。 それほど、SPの浅田さんの演技は忘れられないものでした。 大切な五輪のSPにおいて、浅田さんは、 日本中の期待にこたえなければならないという思いが 強... 続きをみる

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  • ひきこもりへの理解

    私は対人緊張、視線恐怖症で長年苦しんできた。 現在は大分ましになっているが、 それでも、人の視線が気になって 作業に集中できなくなるケースはまだある。 もちろん、避けられるのであれば、 そのようなケースに遭遇しないように工夫するのが 一番の解決策である。 私は、 苦手な場面を極力避けて、 自分でも... 続きをみる

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  • 春はあけぼの

    珍しく早起きして、ふと東の空を見ると、 その澄んだ美しさに 思わず目を奪われました。 そして、すぐに清少納言の『枕草子』の冒頭部分を思い出しました。 春はあけぼの やうやう白くなりゆく山際 少し明かりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる この冒頭部分はあまりにも有名ですが、 ここで語られている景色を... 続きをみる

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  • Imagine

    【ギャートルズ】エンディング ↑は、「はじめ人間ギャートルズ」のエンディング曲です。 人間が地球上に現れる前の世界を歌っています。 「なんにもない大地に ただ風が吹いてた」 という歌詞が印象的です。 ↓は、池澤夏樹さんの『光の指で触れよ』の一節です。 人間が地球上からいなくなった世界を想像すること... 続きをみる

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  • なつかしい曲

    ダイの大冒険 エンディング 久しぶりに↑の曲を聞きました。 大昔に聞いた時も、 いい曲だなと思っていましたが、 大人になって、改めて聞くと、 また違った意味で、しみじみとします。 確かに、 人生、思うようにいかないことも たくさんありますが、 それでも、 現在の自分があるということは、 最後には、... 続きをみる

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  • 太宰治の「冬の花火」を読んで

    久しぶりに投稿します。 遅くなりましたが、 本年もよろしくお願いいたします。 先日、太宰治が戦後に発表した戯曲「冬の花火」を読みました。 そして、なんとも言えない気持ちになりました。 その一節を紹介します。 負けた、負けたと言うけれども、あたしは、そうじゃないと思うわ。ほろんだのよ。滅亡しちゃった... 続きをみる

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  • プリティ清原

    プロ野球の清原和博選手がまだ現役で活躍していた頃、 巨人軍の中軸打者としてなかなか結果を出せない清原選手に、 テリー伊藤さんが次のような提案をしていた。 これから清原選手は「プリティ清原」という名で 試合に出ればよいのである。 清原選手が巨人でなかなか活躍できないのは ファンの期待にこたえようとい... 続きをみる

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  • 好きな歌

    THE BLUE HEARTSさんの「TRAIN-TRAIN」を聞くと、 今でも少し熱くなります。   本当の声を聞かせておくれよ 世の中は、人は、もっとこうあるべきではないか という彼らの思いが伝わってきます。   いやらしさも 汚らしさも   むきだしにして走ってく 世の中は、あまりにも嘘や虚... 続きをみる

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  • 負けるが勝ち

    「負けるが勝ち」って、いつも思えていたら 楽だろうなと思う。 しかし、実際の私は、他の人に、 少しでも能力があると思ってもらおうと、 いつも躍起になっている。 そして、ときどき、思惑通りに、よい結果が得られると、 やはり嬉しいし、少し自信過剰にもなる。 でも、その時、 他の人が私を見る目はどんなも... 続きをみる

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  • 「フランダースの犬」を追憶する

    フランダースの犬 エンディング 高画質 ↑は、テレビアニメ「フランダースの犬」のエンディング曲です。 私は、このアニメを10年以上前に見たのだと思うが、 今でも時々思い出すことがある。 それほど、このアニメのラストは私にとって衝撃的だったのだ。 「フランダースの犬」は、 少年「ネロ」とその愛犬「パ... 続きをみる

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  • 小春日和を満喫

    今日は本当に暖かかった。 日ざしは11月らしいやわらかさなのだが、 体感温度は11月のそれではない。 これだけ暖かいと、 いつも通っている道も、 なんだか少し異空間のように感じる。 一瞬、夢の中を歩いているような錯覚に陥った。 ぽかぽかと暖かい中で見る紅葉も悪くない。 石に存在感があった。 暖かい... 続きをみる

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  • 芋煮会での失敗

    10月18日の日曜日、広瀬川の河川敷での芋煮会に参加しました。 この日は快晴で、本当に仙台の10月中旬なのだろうかと疑うほど、暑かったです。 ですから、河川敷は芋煮をする人で一杯でした。外国人のかたも何人か見かけました。 芋煮は、石でかまどをつくり、下に薪を入れて火をたきます。 うちわで空気を送っ... 続きをみる

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  • はじめての作詞

      海は広いな 大きいな   月がのぼるし 日が沈む これは、言わずと知れた、童謡「海」の歌詞です。 先日、この「海」の2番と3番の歌詞を、初めて聞いた。   海は大波 青い波   ゆれてどこまで続くやら(2番)   海にお舟を浮かばせて   行ってみたいな よその国(3番) 私は、3番の歌詞がい... 続きをみる

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  • 「千と千尋の神隠し」を見て

    【癒し効果】ジブリ・ピアノ「千と千尋の神隠し」いのちの名前 作業用、睡眠用BGM 「千と千尋の神隠し」の主人公、千尋は、 ごく平凡な女の子だと思っていましたが、 実は違うのですね。 彼女は、 食べ物やお金といった、人々が普通にひきつけられるものに、 なぜか、あまり関心を示さないという 非常に珍しい... 続きをみる

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  • 阪神いよいよCS出場へ

    広島と阪神による プロ野球、セ・リーグ3位争いは、 広島こける→阪神こける→広島こける ⇒阪神の勝利(えっ!?) で決着しました。。。 私は阪神ファンですが、これで勝利と言われても、少しも嬉しくありません。 正直、最後は、気持ちよく広島に決めてもらったほうがすっきりしたぐらいです。 野球は筋書きの... 続きをみる

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  • 「ハウルの動く城」を見て

    宮崎駿監督の「ハウルの動く城」を見た。 私が最も印象に残ったのは次の場面で発したハウルの言葉である。 それまで臆病だったハウルが、一転して、 ソフィーを守るために戦いに出ようとする。 そんなハウルをソフィーが引き止める。 そこでハウルは 「どうして?  逃げることは今まで十分にしてきた。もう逃げる... 続きをみる

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  • 「糸」

    出会いってすごく大切ですよね。 それなのに、 出会いって、自分の手でコントロールできるものだとは とても思えない。 でも、 ふり返ってみると、一応、 会うべき人には、どういうわけか、 きちんと巡り合えているような気がする。 もちろん、中には、悪い出会いもあったかもしれない。 でも、それも、後からふ... 続きをみる

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  • 何億光年輝く星にも

    旭化成のCMが流れると、 いつも聞き入ってしまいます。 そのCMでは、 山口百恵さんが歌っていた「さよならの向こう側」を どなたかがカバーされた曲が流れるのですが、 その曲にひかれるのです。   何億光年 輝く星にも 寿命があると   教えてくれたのは あなたでした   季節ごとに咲く 一輪の花に... 続きをみる

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  • しかるべき人との出会い

    脱ひきこもりを目指しているかたの中に、 「買い物をしたい店に入ること」を とりあえずの目標にされているかたがいた。 そのかたの気持ちはよく分かるし、 私も、ひきこもっていた時は、 そのような目標を立てていたかもしれない。 しかし、今から考えると、 そのような目標を持つことは、 本当によいことなのだ... 続きをみる

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  • 家族の協力

    今日は私の家族について少し書きたいと思います。 私の家族は父母と私の3人です。 つまり私はひとりっこです。 ですから、私が外に出られなくなったときの両親のショックは相当なものであったと思います。 ひきこもりになって以降は、両親は、私にどう接していいか分からないような感じでした。 私も、こんなことに... 続きをみる

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  • 「時代」

    NHKの「明日へつなげるライブ」という番組の中で、 クリス・ハートさんが、 中島みゆきさんの「時代」を歌っているのを聞いた。 そして、「時代」は、 万物は流転している、悪いことはずっと続かない、 というメッセージを伝えている曲だと知った。 「時代」は、これまで何度も聞いたことがあると思うが、 この... 続きをみる

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  • 休日のジム

    今日も、ひきこもり中の人のブログを読んで、 いろいろと考えることがありました。 その人は、休日のジムの雰囲気が苦手だと言います。 その理由は、 年配の人が大部分を占める、平日の昼と比べると、 休日は、若い人が多く、 独特の活力・華やかさがあるからだそうです。 私は、これを読んで、私も、休日のジムの... 続きをみる

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  • 第一歩

    先ほど、社会復帰の第一歩を踏み出すに際して、 いろいろと考えて不安になっているかたのブログを読ませていただいた。 もちろん私にも同じような時期があったので、 その人の気持ちがとてもよく分かった。 そこで、私の経験が少しでも参考にならないかと考えて、 以下のようなコメントを残してきた。 「私が社会復... 続きをみる

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  • 魚の資源

    今日のNHKの「ニュースウオッチ9」の中で、 クロマグロとサンマの漁獲量が減っているというニュースを伝えるときに、 魚の資源をどう守るか という表現を使っていたように思う。 言おうとしていることは分かるが、 はて、「魚の資源」という表現は昔からあっただろうか。 辞書を調べると、資源とは、 自然から... 続きをみる

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  • プロフェッショナル

    先日のNHKの「プロフェッショナル」という番組では、不登校・ひきこもりの若者を支援する男性が取り上げられていた。 私は、その番組のすべてを見たわけではないが、それでもいろいろ考えさせられた。 まず、今回の主役である、若者を支援する男性は、 本当に困難な仕事に、不屈の精神で、粘り強く、取り組んでおら... 続きをみる

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  • 万物は流転する

    現在、ひきこもり中の人のブログをいくつか読ませていただきました。 そして感じたのは、ひきこもりの人は必要以上に自分を卑下しているということです。 もちろん、私も、ひきこもりの時は、すべての人に引け目を感じて生きていましたので、 その気持ちはよく分かります。 ただ、次のことだけは言っておきたいと思い... 続きをみる

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  • 中井貴一さん

    先日、NHK Eテレの「スイッチインタビュー達人達」の中で、中井貴一さんが次のように言っていた。 「年齢が上がるとともに涙もろくなるのは、単に、年を取って涙腺が緩んだり頭の働きや感覚が鈍くなったりしたからだと考える人が多い。だが、実はそうではない。 年を取って涙もろくなるのは、人生経験を積んだから... 続きをみる

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